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注意事項
自動販売機の販売について
自動販売機で販売できる商品には、ある程度の制約があり、冷凍自販機と保温自販機では、容器の材質にも注意が必要ですし、機械に合ったサイズの商品でないと販売不良を起こしてしまいます。
①商品のサイズ
大きすぎる物は販売できません、逆に小さすぎる物も販売できなかったり、商品搬出センサーに反応せず、2個搬出される事もあり注意が必要です。
②商品の重さ
重すぎる物は搬出部が破損します。軽すぎる物は途中で引っ掛かったり、滑って来なかったり販売不良となります。
③容器の形状・硬さ・材質
自動販売機の商品収納部及び搬出部の仕様により異なりますので、袋物をそのまま販売できる機械もありますし、箱状や筒状でないと販売できない機械もあります。商品と自動販売機、又は予算によっても異なりますので、是非ご相談ください。
■初期不良・運送事故について
商品外装の目立つような傷・凹みは修復してから販売しております、商品の受取時に必ずご確認をお願いいたします。
初期不良に関しましては、無償にて修理対応致しますが、商品到着後10日以内に確認いただき連絡をお願いします。
自販機の設置や設定方法、その他故障診断に付きましても、お電話やメールで質問頂ければお答え致しますのでご安心ください。
以前からお持ちの機械や、他店で購入され修理出来ないなど、お困りの方は、一度ご相談ください。
メーカー部品の取寄せや中古部品の手配も可能な限りお手伝いします。
発送について
自販機はNXトランスポート(旧 日通トランスポート)にて発送いたします。
お受取は、全国のNXトランスポート営業所にてお受取ください。最寄りの営業所留めとなります。
営業所到着より、1週間以内の平日営業時間内にお引取りをお願いします、土曜日に付いては、確認が必要です。
発送完了後に伝票Noをお知らせしますので、トラック等で引き取ってください。※自販機は寝かさず立てた状態で運んでください。
フォークリフトで積んでいただけますが、荷締ロープ・角当て・養生用段ボールや毛布などはご準備ください。
軽トラックでも可能ですが、荷台が波板になっている為、自販機の足が引っ掛かり、傷が付いたり、足が曲がったりする事がありますので
コンパネ等を1枚敷いていただき、その上に積んでください。
自販機の目立った傷や凹みは補修して販売しております、引取り時に機械外装の確認をお願いします。
傷等がある場合は、運送会社の担当者にお知らせください。運送保険の関係上、持ち帰ってから気付かれても保険適用外となります。
下記「営業所検索」にて最寄りの営業所を検索してください。配達店にてお受取可能です、発送店では受取ができませんのでご注意ください。
NXトランスポート営業所検索はこちら
営業所が50㎞以上離れている場合など、提携の運送会社留めができる場合があります、別途お問合せいただければ、調べてご連絡いたします。
NXトランスポート 営業所留め料金表 離島を除く 自販機中サイズ(25~30セレ)
※離島に付きましては、別途お問合せください。
- 北海道 (道北 道東)
- 38,000円
- 北海道 (道央 道南)
- 27,000円
- 青森・岩手・秋田
- 20,000円
- 宮城・山形・福島・新潟
- 19,000円
- 茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉
- 18,000円
- 東京・神奈川
- 16,000円
- 山梨・長野・富山・石川・福井・
静岡 - 13,000円
- 愛知・岐阜・三重
- 10,000円
- 滋賀・大阪・奈良
- 12,000円
- 京都・和歌山
- 13,000円
- 兵庫
- 15,000円
- 鳥取・岡山・島根・広島・山口・
香川・徳島・愛媛・高知 - 18,000円
- 福岡・佐賀・大分・熊本・長崎・
宮崎・鹿児島 - 20,000円
- 沖縄
- 39,000円
- 離島など
- お問合せください
発送方法 ご指定場所へ直送 (荷受けリフト有り)
直送をご希望の方は、事前に連絡をお願いします。
法人様・店舗様宛に発送可可能です。個人様でも屋号等があれば発送できますが、4tトラックが進入でき、平坦な駐車スペースがあり
荷受人様がフォークリフトで降ろしていただく必要があります。
クレーン等や人手を集めての荷降ろしは危険が伴うためできません、荷物は営業所留めとなるか、差し戻しとなります、ご注意ください。
送料は、営業所留め送料+営業所から配達先の距離にて少々割増になります。お問合せください。
お受取いただきましたら、直ちに外装の確認をお願いします。傷凹み等がありましたら、配達者へお知らせください。
発送方法 ご指定場所へ直送 (荷受けリフト無し)
直送をご希望の方は、事前に連絡をお願いします。
リフトで荷受けできない場合や、4tトラックが進入できない場所への配達は、ゲート車等の手配が必要となり、送料が高額になります。
営業所留め料金プラス、数千円~数万円となり、別途見積もりを取らせていただきます。ご住所等をお知らせください。
配達は、軒先降ろしとなり、設置場所への移動等はできません。受取られた場合は、傷凹み等、直ちに外装の確認をお願いします。
発送方法 離島へ発送をご希望の場合又は、港留めをご希望の場合
離島への発送は、ご指定場所へ配達できない場合が多く、運送会社さんの倉庫留めが多くなります。事前にお問合せください。
お客様手配による発送や機械の引取りなど
お客様が手配された運送会社による集荷や、引取りに来ていただく事も可能ですが、機械の梱包手段や日程等の打合せをさせていただきたいので
事前にご連絡をお願いいたします。
NXトランスポート営業所留め発送以外をご希望の方は、必ず事前にお問合せください。
自動販売機を設置する際の注意
■自販機設置の設置場所について
自販機購入をご検討の方は、下記注意書きを読んでいただき、自販機の設置場所としてふさわしい場所であるかをもう1度確認してください。
特に設置業者は基準を遵守した設置しか行いませんので、基準に満たない場合は、「機械を購入したのに設置が出来なかった」という問題が発生してしまいます。ご自身で判断できない場合は、お気軽にご相談ください。
■自販機の転倒防止対策
地震などによる自販機の転倒防止対策として、JIS規格『自動販売機の据付基準』(JIS B 8562:1977年制定、1996年改定)で据付方法、耐震性、据付面などが規定されています。また、各都道府県により自動販売機に関する条例が定められていますし、自販機業界の自主基準として『自動販売機の屋内据付基準』(1988年制定、1995年改定)が制定され、設置施工する者は、JIS規格及び各都道府県の条例を遵守しなければならないと定められています。
さらに日本自動販売システム機械工業会は、全国清涼飲料連合会、日本自動販売協会、日本自動販売機保安整備協会と共に『耐震化技術研究会』を設置し、アスファルトなどJIS規格で規定されていない設置面でJIS同等以上の安全性が確保できる据付方法についても研究を進め、2008年4月に『自動販売機据付規準』を発行しました。
このように、様々な検証データをもとに設置方法を定め、より高い安全性の確保に取り組んでいます。
■はみ出し設置の禁止
酒類行政を管轄する国税庁が、1992年に「自動販売機の設置の適正化等について」とする文書を各国税局に通達した事をきっかけに、たばこ・飲料・食品自販機へ範囲を拡大し「路上はみ出し自販機」の撤廃を求める社会的要請が強まり、近年では公道にはみ出している自販機は、ほとんど見かけなくなりました。公道へのはみ出しに付いては、道路交通法で定められており、歩行者や車両の通行を妨げてはならず、少しでもはみ出すと設置できません。
- 適切な設置例
- 不適切な設置例
不適切なポイント:敷板や固定器具の一部が境界線からはみ出すだけで規制の対象となります。
据付方法① コンクリート土間に直接施工(固定)する方法
コンクリートに薄いタイルが貼りつけてある場合は固定可能ですが、アンカー穴を開ける際、欠けたり割れたりする事があります。
ここで注意していただきたいのは、土・砂利はもちろんですが、アスファルトやインターロッキング等にも直接固定できないと言う点です。
アスファルトは柔らかくアンカーボルトの強度が出ず、施工できません、敷板が必要となります。
インターロッキングに付いては、様々な形や大きさがありますが、下図のように並べてあるだけで接着していませんので、小さいレンガに固定したのと同じで、意味がありませんし、徐々に沈んでいきます。敷板を敷いて設置する必要があります。
インターロッキングブロック(例)
据付方法は、原則として固定金具と、あと施工アンカーにより自販機の脚部をコンクリートへ直接固定する方法です。
コンクリートにアンカーボルトの穴を開け、固定金具で固定しますので、自販機寸法より前後左右共に100㎜程度大きめの平坦なコンクリート面が必要になります。コンクリートの厚みは、100㎜以上必要です。ハンマー等で叩いてみると薄いコンクリートは割れそうな軽い音がします。
直固定の設置例
- 平坦の場合
-
①自動販売機寸法プラス200mm以上 コンクリート厚さ100mm以上
②自動販売機寸法プラス200mm以上標準レベル(足)使用
※レベルの調整範囲は40㎜程度ですので、ほぼ平坦な接地面が必要です。
※「自販機寸法」+「アンカー施工寸法」が必要です。 - 傾斜の場合
-
①自動販売機寸法プラス200mm以上 コンクリート厚さ100mm以上
②自動販売機寸法プラス200mm以上ロングレベル(長足)使用
※レベル(足)の調整範囲は100㎜程度ですので
最高点Aと最低点Bの差が100㎜以内となります。
上記以上の傾斜がある場合は特殊部材又は
土間工事が必要となります。
据付方法②
直接アンカー固定できない場合(屋外)
据付面が平坦な土・砂利・アスファルトなど、直接アンカー固定できない場合は、コンクリートの敷板が必要となり、自販機本体の底面積より 広くスペースが必要となります。
自販機背面に壁がある場合
台風等による風の影響が少ない為、コンクリート板は2枚でも良いが、なるべく後方に下げて設置します。
自販機周辺に段差やガラス窓等がある場合、地震などにより自販機が転倒したり、ガラス窓等の破損を防ぐ為、コンクリート板を複数枚使用し
金具で連結させる事により、重心を下げ、自販機の揺れ等を防止します。
コンクリート板を使用した設置例
- 背面壁有り・段差無しの場合
-
固定プレートにて4か所の足をアンカー固定。機械をなるべく後ろに下げ前方への転倒を防ぎます。
- 自販機周辺に段差やガラス窓がある場合
-
コンクリート板を複数枚使用し金具で連結する事により、機械の重心を下げ重くし、転倒や揺れを防ぎます。
自販機背面に壁などが無い場合
台風等による風の影響を受けやすく、コンクリート板を複数枚使用し、金具で連結させる事により、重心を下げ、自販機の転倒を防止します。
背面に壁が無い為、なるべくコンクリート板の中央に設置します。
コンクリート板を使用した設置例
据付方法③
直接アンカー固定できない場合(屋内)
屋内へ設置される場合、奥行き900㎜の転倒防止板(鉄板 厚さ9mm)を敷き、その上に固定しますが、自販機の周辺にガラス窓や段差などがある場合は震災時の二次災害を防止する為、設置ができません。
建物により異なりますが、3階以上へ設置される場合、1000㎜~1100㎜の転倒防止板が必要になる事があります。
搬入・設置は設置業者さんに任せるのが一番安全かと思いますが、事前に搬入経路の詳細な情報が必要です。
転倒防止板を使用した設置例
- 背面壁有り・段差無しの場合
-
屋内では段差やガラス窓のない場所を選んでください
- 不適合な設置例
-
転倒防止板による施工は、段差やガラス窓の近くへは設置できません。
以上が基本的な自販機設置内容(設置例)となります。
基準を満たさないと思われる場合など、少しでも気になる点がある場合はお気軽にお問合せください。
設置業者による施工をご希望される場合
屋外・屋内問わず、設置業者さんに依頼する場合は、事前に設置先住所・設置場所・搬入経路等の詳細な情報が必要となり、写真等をいただく必要があります。
一般的なお尋ねしたい内容
※設置先住所へ4tトラックの進入が可能であり、駐車スペースは確保できますか?
※トラック駐車場所から設置場所までの距離や搬入経路をお知らせください。
(駐車場所から砂利の上を10mほど移動する必要があり、少し上り坂になっている、等)
※屋内へ搬入の場合、建物入口の状況、段差・傾斜・扉の寸法などお知らせください。
※建物の入口より設置場所までの搬入経路及び床の状態・材質等をお知らせください。
※2階以上へ設置の場合、エレベーターの有無、及びエレベータの間口・奥行等を計測してください。
(階段での搬入・窓からの搬入は下見の必要があります。)
※ホームページ内記載の設置例をご覧いただき、設置場所の状況をお知らせください。
以上をお伺いしたうえで、設置の見積を出させていただきますが、写真等をいただく場合があります。
設置業者さんは、運搬・設置(固定)と簡単な操作説明までとなります。電源の確保と商品の投入等はお客様でお願いします。
業者さんの説明で分からない点などがあれば、弊社までお問合せください。